デリバリーヘルス店の女性従業員に暴行を加え性交したなどとして、強制性交などの罪に問われた横浜市戸塚区の男(49)の判決公判で、横浜地裁(吉井隆平裁判長)は26日、検察側の求刑5年を上回る懲役6年を言い渡した。

 吉井裁判長は、量刑理由で「ホテル内で両腕を押さえつけて性交に及ぶ態様は卑劣。犯行を否認して不合理な弁解をしており、覚醒剤に対する親和性も強い」などと指摘、事情を総合的に検討したとした。

 判決によると、被告は2021年6月17日、同市内のホテルで、デリバリーヘルス店従業員の女性=当時(27)=に暴行を加えて反抗を著しく困難にして性交したほか、同年5〜6月、3回にわたり覚醒剤を所持または使用した。

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