京都府教委は19日、教え子の女子生徒と性行為に及んだとして、府北部の府立高校に勤める男性教諭(34)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

発表によると、男性教諭は2020年9月〜21年3月頃、当時18歳だった前任校の女子生徒と、教諭が借りていたアパートで複数回にわたって関係を持った。女子生徒が卒業後の21年秋、他の女性教諭に相談して発覚した。

府教委の聞き取りに対し、男性教諭は「生徒の家庭関係の相談に乗るうち、不適切という認識はあったが冷静な判断ができなくなった。申し訳ない」と話しているという。