俺の好きな人が星になった話
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昨日別の板で見た恋愛スレが良かったから俺も一番印象に残っている思い出書くわ。
ちなノンフィクションやで。 登場人物
俺 172cm 16歳 フツメン
M 男 169cm 16歳 俺の親友
I 女 158cm 16歳 可愛い 頭いい
S 女 160cm 16歳 まぁ可愛い 頭いい 俺とIが出会ったのは小3。俺が通っていた書道教室にIが入ってきて、そこでお互いの存在を知った。
で、段々話すようになっていく中で、同じ学校ってことを知って、仲も良くなっていった。Iはこの時から賢くて、お姉さんって感じだった。 そして小4の夏休み。俺とIは、夏休みの理科の宿題として、学校で習った「夏の大三角形」の観察をするために地元の、星がよく見える場所に行った。
真っ暗な夜空に散りばめられた小さい、でも美しい星に、俺たちは見とれていた。
「あ!俺、あれが夏の大三角形だよ!」
「どれ…?あ、ホントだ!」
「すごいよね、綺麗だよね。私もあれくらいキラキラ輝いてたいなぁ」
星空を眺めて、Iはそう呟いた。その横顔を、俺はただただ見つめてた。可愛かった。 小6の時に初めて同じクラスになった。それを境にもっと仲良くなって、登下校もたまに一緒にするようになった。急激に仲良くなったきっかけがあって、Iが道端で転んで膝を思いっきり擦りむいていたのを、俺が荷物を持って家まで送った時だった。
Iは身長の割には軽くて、ランドセル2つとIを担ぐのはヒョロヒョロの俺でも楽勝だった。
「ありがとう!意外と頼りになるじゃん!」
Iは俺に背負われながらそう言った。
可愛かった。この時の記憶は今でもはっきり残っている。
あの時は大きな入道雲が青空に広がる、夏らしい晴れの日だった。 俺とMは地区のドッヂボール大会のチームが一緒で、そこから毎日のように遊ぶ仲になった。彼はスポーツをやっていなかったのに足がべらぼうに速かった。小学生のうちから野球とかサッカーやってる子って足が速くて、モテるってイメージあったけど、スポーツやってる子もMには勝てなくて、Mはめちゃくちゃモテてた。 安倍晋三が星になったら潰瘍性うんこが日本に降ってきそう Sは俺と幼稚園の頃からの付き合いで、かなり仲が良かった。Iも頭が良かったんだけど、Sはそれ以上に頭が良くて、賢い。帰りの方向がISコンビと俺Mコンビで一緒だったんだけど、その度に俺らはちょっかいかけられていじられてた。と言っても、捨てられたタバコの吸い殻を見て「俺吸うなよー」とか、石蹴って遊んでると「あー石蹴ってるー悪ーい!先生に言っちゃおー!」みたいな、いかにも小学生らしいからかいだけど。だから俺らは2人を「悪女」とか呼んで恐れてた。 中学生になってから、この4人はみんなクラスがバラバラだった。だから、俺MコンビとISコンビはそんなに一緒になることはなかったけど、会うと一緒に帰ったりしてた。その時も子供っぽいダル絡みは健在。でも俺は構われるのがそんなに嫌じゃなくて、むしろ関わるのが嬉しくて帰り一緒にならないかなーとかっていう感じでいた。特にIはそういうお茶目なこともするし、真面目な時はとことん真面目だし、天然だしで、俺は初めて女子の親友が出来た。 Iは学年のモテ男と付き合ってることが発覚した。まだ幼かった俺は特に傷付かなかったし、むしろ「お幸せにどうぞ」みたいな応援の感情もあったりした。俺はその辺りからMやM友たちと絡むことが多くて、I Sコンビとは顔を合わせることもほぼなくなっていった。 Iはある日、急にその彼氏と別れた。理由は聞かなかったから分からないが、3日くらい魂が抜けたみたいな感じで、とにかく普通ではないことは確かだった。だから俺は話を聞いてやりたかったけど、Mたちと関わらないと「何でだよー」みたいなことになるから面倒で、あんまり元気を取り戻す力にはなれなかった。 中2になって俺は人生の山場を迎える。(ここからだいぶ俺の話になる。)同じクラスにDQNとそのDQNを取り巻くDQN5〜6人の集団がいて、そいつらにいじめられてた。でも、やってることがあまりに幼稚すぎて、何にも気にしないようにしていたし、むしろ「あれっていじめだったんだ」って後から気づいたくらい。でも、嫌がらせってことは分かってて、精神的にキツかった。そのDQN集団には俺が小2の時から仲良かったYがいて、それもかなりショックだった。特にYはどちらにもいい顔をしてたからムカついた。 しかもなにがウザいってリーダー格のやつ(以下K)は自分の言いたいことどんどん言うし、授業はちゃんとやるからまだいい。ただ、その周りの奴らは自分の意見を持たない、Kのやることに何でも賛成、授業妨害など、全体に迷惑をかけるやつらだった。
ちなみにうちわけは柔道部のエースとデブメガネ、水泳部のガリ、バスケ部の控えのナルシスト(壊滅的なブス、コイツは俺に一番いいフリしてた)、そしてYだった。Y以外はみんな落ちこぼれ。まあこの時はYもまあまあ成績悪かったけど。 説明が長くなったけど、俺はこのDQN集団に嫌がらせを受けて、一緒に絡める友達もクラスにいなくて、なんとなく浮いていたのが自分でも分かった。
しかもMはクラスの奴とつるんでて俺とも少し疎遠になってた。だから心落ち着く場所は部活くらいだった。でも一個上の奴らがこれまたDQNで、反抗がかっこいいと思ってる集団だったから、本当に辛かった。でもそれを理由に学校を休むことはしなかった。 そんな衰弱した俺を見かねて助けてくれたのがIだった。トボトボ1人で歩いて帰っていると、わざわざ走って来てくれて「どーしたの?」とか話を聞いてくれる。俺は嬉しかった。どんなにイケメンな男を捕まえても、人気者になっても、頭が良くても、こんないじめられっ子の弱っちい男に優しくしてくれるなんて。俺はIの事が大好きになった。だからちょっと見栄はって「大丈夫!」とかなんとか言ってた。ただそれが功を奏して、メンタルは相当強くなった。みんなも学年集会とかで全体が怒られるみたいなことあったりしただろ?俺あれ毎回ビクビクしてたけど、いい意味で開き直れたから気持ちもだいぶ楽になった。ちょっとスッキリした俺にIは「良かったー!」って喜んでくれた。俺はこの時Iのことを凄く好きになった。 そこから中2の生活は楽だったんだけど、ここで今度はIがいじめの標的になった。俺はいじめられてるやつの気持ちは一番分かってたし、メンタルも強くなったから、学校でIに堂々と話しかけて、なんとか助けてやろうと思った。因みにいじめの犯人はIと同じクラスのやつ(妬みが原因、その中の主犯のRは同じ幼稚園、この後コイツが出てくる)だった。俺はSやMにも協力してもらって、いじめから救い出した。俺はめっちゃ感謝されたけど、あの時のお礼だと言ってカッコつけた。 そして中2の冬あたりから、俺はストーカー被害に遭っていた。その犯人がRだった。Rは課題も1年間出さない、性格ブスでぶりっ子、頭も悪くて、めちゃくちゃ嫌われてた。俺も嫌いだった。でもRは俺と両想いだと思っていたらしい。
Rは俺とIが仲が良いのが気に入らなかったらしく、俺とIが立ち話してるとわざわざ後をつけてきて邪魔して来たり、Iの出鱈目な噂や、俺とRは付き合ってるという噂を自分で流しててすごくストレスだった。ただ、立ち話を邪魔された時、Iが
「いい加減にして!俺はRのことなんか好きじゃない!現実を見ろ!人でなし!」
って叫んで撃退したのは笑った。
そして陰キャ童貞にありがちな自意識過剰にもなりかけた。
それでもRのメンヘラ行為は続いた。でも俺たちはいじめを乗り越えた人間だし、そもそもRのことは誰も信用してなくて、Rはもっと立場をなくしてたから、特に気にせず生活していた。 そして中3の夏。
俺はある一大決心をした。
Iに告白する。
俺は帰り際に手紙を渡した。その最後に
「次会ったとき、自分の口で伝える。」
と書いた。
ただ、その後は気まずくなり、伝えられずにいた。一緒に帰るどころか、話すことさえなくなってしまった。
この告白は今でも後悔してる。絶対このタイミングじゃなかったwww
Iと知り合って7年。好きになって1年。
これを壊したくない。なんとかして、また友達関係を気づいていかなければならない。ただ、恋愛経験がなかった俺にはなす術がなかった。 そして夏休みを越す。
秋を越す。
冬休みを越す。
それでも俺は何も出来なかった。
そして、俺はIの事を諦めることにした。そして、それをしっかり伝える事を決めた。でも、それを伝える勇気が出なくて。それが情けなくて。なんであんなもの渡したんだろう。俺はIを見かけると逃げるようになってしまった。
し しかし、受験がお互い終わり、進路が決まった後のある日の帰り道、俺は前方にIを見かけた。
それまでも何度も何度も帰り道にIを見かけて話しかけようとしたが、勇気が出なくて、話ができなかった。
だがこの時はいつもと場面は違う。
卒業まであと2日。もうこれを逃したら話す機会はない。
だから俺は話しかけた。震える声で。
「I…I!」
「なに、、、」
「あの、手紙のことなんだけど、俺、お前のこと諦める。だから、また友達に戻って欲しい。」
もちろん言葉だけだ。
諦めるなんて事、できっこない。
まだ、Iの事が好きだった。
「ふーん。私は、好きな人がいたけどね。もう好きじゃなくなったけど。」
「え……」 「じゃあね。」
俺は呆然とした。
この時、Iが言った好きな人って誰だったのか。
なぜ少し冷たかったのか。
そして、なぜその事をわざわざ俺に言ったのか。
その時の俺は全くわからなかった。 そして高校生になった。俺はこの事を引きずってて、これまで三回告白されたけど、全部断った。そもそも、今の学校の女子に興味はなかった。
そんな孤独な生活をしていたある夏の日。
Sから1本の電話があった。
「Iが…Iが事故にあって…!」
それだけ聞いて、俺は病院へ向かおうとしたが止められた。
なぜならコロナ禍で面会は全面禁止だからだ。Sがどういう方法で情報を得たかは分からないが、俺たちは次の一報をただただ待っていた。
事故自体はそんなに大きなものでは無かったらしく、目立った外傷もなくて、その日は普通に家に帰ったらしい。本当にホッとした。
大きな入道雲が青空に広がる、夏らしい晴れの日だった。 2日後。
またSからの電話。
「もしもし?」
「Iが……亡くなったって…」
全身に衝撃が走った。
嘘だ。 絶対嘘だ。
だって元気で、あの日は検査して家に帰ったって…。
あの後、容態が急変して救急搬送されたが、懸命な処置も虚しく息を引き取ったらしい。
夏の大三角形が夜空に輝く、満天の星空の夜。
Iは1つの星になった。 その後、Iのお別れ会が開かれた。出席した親族や友人は泣いていたが、俺は泣かなかった。泣けなかった。
まだ実感がなかったから。
ただ、棺に入ったIを見た時、
あぁ、ホントにいなくなったんだな、
と実感した。でも、涙は出て来なかった。
その後、Iの両親と話をした。
「俺くん、来てくれてありがとう。俺くんと友達になった時は、Iはずっと俺くんの話をしていたなぁ。なんなに仲良くしてくれた男の子は他にいなかった。本当に世話になった。」 その帰り道、俺は泣き崩れた。そんな。俺はIの中で、そんなに大事な存在だったのか。
なのに、俺は勝手に告白して、勝手に取り消して…
本当にばかだ。
もっとIに寄り添えたはずだ。もっと分かり合えたはずだ。
全ての歯車は、俺が狂わせた。
俺がアイツの、短い青春に、白と黒の、映えない色を塗った。
自分を責めた。自分を嫌いになった。
なんで…死ななきゃいけなかったんだ…
そんな、どうにもならない思いを抱いていた。
Iの両親に慰められ、俺は体を起こした。必死に大丈夫だということを伝えようとした。
でも、うまく笑えてなかったと思う。
むしろ、ひどい顔を見せたと思う。 それからしばらく経った。
あれから木の葉が色づき、枯れて、新たな緑の姿となって戻ってきた頃。
ー私も、あれくらいキラキラ輝いてたいなぁー
ボーッと外を眺めた時、その言葉が頭に浮かんだ。
そうだ。Iは、夏の大三角形を見たとき、そう呟いたんだっけ。
そしてIは、夏の大三角形が一番見える頃に、星になった。
Iは、夏の暗闇でキラキラ輝くために、星になったんだ。
Iは、自分の夢を叶えたんだ。
Iは、いつでも自分の夢を追いかけて、努力していた。でも、この努力だけはして欲しくなかった。 Iは、星を見るのではなく、見られる側を選んだ。
Iの姿も、笑顔も、天然発言も、もう二度と見れない。
でも、夏の夜空の一員になったIは、毎年見ることができる。
俺は、そう捉えることにした。
Iは死んだんじゃない。星になったんだ。
Iは、自分がかつて"すごい"と思った存在になったのだ。
現実逃避なのは自分が一番分かっている。
なに美談みたいに、と思うかもしれない。
でも、俺はそう思うことにした。
そう思わなきゃ、Iの分まで生きていけない気がした。 ンゴりまくった結果wwwwwww
友達がいなくなったンゴwwwwwwwwww
ンゴ・・・・ じゃあちょっと経緯書くわ
俺は今、中学3年の15歳です
2ちゃんねるを見るのが好きなのだが、特になんJのまとめブログが好きだった。
だからなんJ用語をバンバン学校でも使ってたんだ
特に俺が好きなのが『○○ンゴwwwwwwww』というネタだ
最初は失敗した奴に『片岡ンゴwwwww』とか『田中ンゴwwwwwwww』って感じで言いまくってた
でも、俺は知らなかったんです
それが、悪口だということを。 あれからもうすぐ10ヶ月ほどになる。
段々と夏に移り変わっていく空気を感じて、今もあの時のことを思っては、まだ涙している。
だからまだ学校の女子には興味を感じれなくなった。
きっと、今後もこのままになってしまうのではないかと思っている。
でも、それはそれでいい。
「俺は、Iの事が好きだよ、今でも。」
と、夏の星になったIに伝えられる気がするから。
「ふーん。私は、好きな人がいたけどね。もう好きじゃなくなったけど。」
この言葉の意味は、今も分からない。
なぜ言ったのかも分からない。
きっと、この先も分からないままだ。
でも、それでいい。
その意味が分かったら、また何か自分の中で崩れそうだから。 褒めるときも『吉村ンゴwwwww』ってやってた
まとめブログしか見てなかったから、なんJ自体を見たことはなかった
でも、周りになんJを知ってる人はいなかったから、最初はバレなかった
でも、俺の友達軍団が『○○ンゴwwwww』について調べてしまった
でも、なんJまで辿りつけないと、俺は思った
でも、あっさりとたどり着き、俺はにわか野郎の汚名を挽回した 4月の暑かったとある日の夕方、空を見上げてふと思い出した話。
GW後が彼女の誕生日だけど、日程が合わないので、GWに友達数名と墓参りに行ってきます。 でも、俺はにわか野郎の汚名を返上するためにがんばった
まず、ここを見出した
野球ネタだけじゃなくて、アニメにも精通してるなんJラーは、俺のヒーローでした
やっぱりなんJは(おもしれーわ)と思わず新しい用語を学校でも使っていました
友達軍団も、少しずつ俺を認め出しました。
でも、事件が起きたんです。
中谷カレー事件、自分が起こした事件は今ではそう呼ばれているんだ。 中谷カレー事件
思い出したくもない
給食の時間、給食係だった俺はカレーを運んでいた
一人だと重いから、クラスメイトの金本(結構可愛い♪)と一緒に運んでいた
俺「かーちゃん良い匂いするンゴ〜wwwwwww」
金「ちょwwwやめてよwww」
こんな感じで運んでたら、なんとなくだが
なんとなくだが、ンゴンゴダンスを踊ってみたくなったんだ ンゴンゴダンスとは
崖の上のポニョの音楽とリズムで「ンーゴンーゴンゴなんJ民♪」って踊りまくるダンスのことだ
俺はこれでクラスから『なんJの王(キング)』と呼ばれていた
金本さんの前でそれをやったことがなかったので、一度やってみたかった
・・・手が震えた
汗もかいた
それでも、一度やってみたかったんだ
だから、俺は踊った。全力で踊った。
カレーがぶちまけられていることにも気が付かずに、ンゴンゴダンスを10秒ほど踊った ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています