https://gigazine.net/news/20220420-netflix-drop-subscribers-cheaper-plans/

Netflixが(PDFファイル)2022年第1四半期の決算発表を行いました。今期における有料会員数は全世界で2億2200万世帯となりますが、過去10年間で初めて会員数が減少しています。Netflixは有料会員が減少しているのは「1億人がアカウントを共有しているから」と主張しており、収益改善に向けて広告有りのプランを検討していることも明かしています。

これにより、Netflixの株価は25%以上暴落する事態となりました。

Netflixが最後に有料会員を減少させたのは2011年10月のこと。これによりNetflixの株価は20%以上暴落しており、同社だけでなくストリーミングサービスを展開するRoku、Spotify、Disneyの株価も急落しています。なお、Netflixは2022年第2四半期(4〜6月)に有料会員が200万人減少すると予測しています。

さらに、Netflixの共同創設者であるリード・ヘイスティングスCEOは、「消費者向けの選択肢として、広告有りのより低価格なプランを提供することを前向きに検討しています」と語っており、アカウント共有者に料金を支払わせることだけでなく、より安価なプランを用意することで有料会員数を伸ばすことを検討していることも明かしています。なお、ヘイスティングスCEOは「来年あるいは再来年までに広告有りのプランを実装する」としています。