新潟県佐渡市の小学校で先月7日に給食のパンをのどに詰まらせて意識不明になっていた5年生の男子児童が未明に亡くなりました。
佐渡市教育委員会は「痛ましい事故が起きたことを、大変重く受け止め再発防止に努めたい」としています。

佐渡市の小学校に通っていた5年生の男子児童は、先月7日、給食のパンをのどに詰まらせ、ヘリコプターで新潟市内の病院に運ばれましたが、意識不明になっていました。
男子児童は病院で手当てをうけていましたが、午前2時すぎに死亡したということです。
給食に出されたのは直径10センチほど、厚さ3センチほどの丸い形をした米粉製のパンで、11年前から市内の小学校で提供されていて、これまでにこうした事故は起きていなかったということです。
佐渡市教育委員会の新発田靖教育長は「安心安全であるべき学校において痛ましい事故が起きたことを、大変重く受け止めております。今後、こうした事故の再発防止に努めるとともに学校の児童など関係された人の心のケアをしっかり行っていきたいと思います」と話しています。
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