安倍晋三元首相は17日、福島県郡山市で開かれた自民党福島県連の政経セミナーで講演し、政権当時にトランプ前米大統領と親交を深めた「ゴルフ外交」は「抑止力のためだった」と振り返った。
ロシアのウクライナ侵攻問題に触れて述べた。

 安倍氏は、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟していれば「ロシアは指一本も出せなかっただろう」との見方を示し、2016年に安倍政権下で施行された集団的自衛権の行使を解禁する安全保障関連法の意義を強調した。


トランプ氏との関係については「あれだけ仲が良かったら(日本が攻撃を受けた場合は)米国は絶対に報復するだろうと
(他国は)思う。ゴルフは抑止力のためにやっていた」と回想した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3906bf259a772a40eb6fe9afdb7d62ec0be3271b