「こんな私でも変わることができたから、誰でもできる」 そう明かした男性は、若い時から薬や暴力が蔓延る世界に足を踏み入れてしまい、人生の半分にあたる30年以上を獄中で過ごしてきた。それでも自分を信じ続けてくれた亡き母の思いを胸に、過去を清算するためのけじめとして大学へ進学、このほど優秀な成績で見事卒業した。『ABC7 News』などが伝えている。

米カリフォルニア州在住のジョセフ・ヴァラデスさん(Joseph Valadez)は、62歳でカリフォルニア州立大学ロングビーチ校の社会学部を卒業した。この年齢で卒業したということだけでも驚きだが、ジョセフさんは 最優秀成績者の1人である“President’s Honor List”として表彰されたのだ。

同大学では各学期に12単位以上を受講し、その成績を表すGPA(最大4.0)が3.75以上だった人が表彰されるというシステムだ。

https://japan.techinsight.jp/2021/03/iruy03081310.html