https://news.yahoo.co.jp/articles/0158de99909e661073c27f2cd46abe6751fd2eef
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ヤマイモと間違えて有毒植物を食べたとみられます。
家庭菜園で採れたグロリオサの球根を食べたとみられる延岡市の男性が食中毒で死亡しました。

亡くなったのは、延岡市の60代の男性です。

県によりますと、この男性は、今月6日、「家庭菜園で採れたヤマイモのような植物をすりおろして食べたところ、おう吐と下痢の症状が出た」と知人に電話で相談。

その2日後の8日に、自宅で亡くなっているのが見つかったということです。

通報を受けた警察が調べたところ、男性の自宅の家庭菜園に有毒植物であるグロリオサが埋まっていたほか、男性の体内から化学物質の一種であるコルヒチンが検出されました。

グロリオサの球根は、見た目がヤマイモなど食用のイモ類と似ていますが、コルヒチンを多く含み、食べると臓器の機能不全などで亡くなることがあります。

県は、有毒な植物による食中毒が全国的に多発しているとして、食用と確実に判断できない場合は食べないようにと注意を呼びかけています。