モロッコは、カタールW杯でF組に入り、クロアチア、ベルギー、カナダと対戦する。その対戦国のひとつ、クロアチアのメディア『INDEX』が4月7日に「モロッコ・サッカー連盟が重要な声明を発表した。ハリルホジッチの解任が近づいている」と伝えたところによると、モロッコ・サッカー連盟のフォウジ・レクジャ会長が、次のような声明を出した。

「ヴァヒド・ハリルホジッチ監督は、モロッコ・サッカー連盟のサポートを受けている。だが、彼も私も、替えの利かない絶対的な存在ではない。我々は一部の選手を代表チームに戻すために懸命に取り組んでいる。解決できる問題がある。マズラウィ、ジイェフ、ハムダラなどが代表に復帰するために解決する」


 ハリルホジッチは、ヌサイル・マズラウィ(アヤックス)、ハキム・ジイェフ(チェルシー)、アブデルラザク・ハムダラ(アル・イテハド)らと衝突し、代表から追放。しかし、スター選手を追い出したことでファンから非難され、解任を求める声があがっているという。