逮捕されたのは、ブラジル国籍で三重県四日市市の大学生、パシェコ・ビクトール・モチヅキ容疑者(21)です。

警察によりますと、モチヅキ容疑者は去年1月、秘匿性が高く犯罪に使われることが多いサイトいわゆる「ダークウェブ」で、他人のクレジットカード情報11件を購入、別の人に販売した疑いがもたれています。

パソコンなどからは約2万件のクレジットカード情報が見つかり、このうち1万2000件あまりが販売されていて、モチヅキ容疑者は約5000万円の利益を得ていました。

また、販売された情報は不正に利用され、確認されただけでも被害はおよそ1億4000万円に上るということです。

モチヅキ容疑者は「金儲けしたかった」という趣旨の供述をし、容疑を認めているいうことです。