【解説】北海道に分布す るエゾマイマイ Karaftohelix (Ezohelix) gainesi とロシア極東域の Karaftohelix selskii の 2 種が,殻を振り回してオサムシを撃退するという,極めてユニークな攻撃的防御行動をとることが発 見されました。一方,その他の近縁種は,オサムシの攻撃に対して殻に身体を引っ込めるという,カタ ツムリ類一般に見られる消極的な引きこもり防御行動を示しました。攻撃的防御と引きこもり防御の 行動の違いは,殻形態の違いにも現れており,行動と形態の双方が互いに関連して相容れない 2 つの 防御戦略として機能していると考えられます。


ソース1+動画https://newswitch.jp/p/7824
ソース2 https://www.hokudai.ac.jp/news/161114_farm_pr.pdf