アマゾン奥地の先住民族と軍が衝突 4人が死亡 原因はWiFi

 先住民族とベネズエラ軍がWiFi(ワイファイ)の使用を巡って争いになり、軍が発砲――。そんな事件が3月、ブラジルとの国境近くにあるアマゾンの村で起こった。先住民族側の4人が死亡し、ベネズエラ当局は調査を始めたとしている。

 米ワシントン・ポスト紙などの報道によると、3月20日、ブラジルとの国境付近にあるベネズエラ南部パリマで、ヤノマミ族の集団がベネズエラ軍の基地を訪問した。ヤノマミ族と軍はこの一帯でWiFiを共同使用する約束を結んでいたが、ルーターを持つ軍が無断でWiFiのパスワードを変更したことで、抗議しに行ったという。その後言い争いになり、軍が発砲。ヤノマミ族の4人が死亡した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bd9bcc79b86e5469d5733b793f01c30c05b7795

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ベネズエラのアマゾン奥地で暮らすヤノマミ族の集落=2012年9月、ロイター