発達障害と偏食の関係 その理由は?

少し古い調査ですが、110人のASD児を調査したところ、半数以上が偏食を示したという研究結果があります。実際、多くの発達障害のお子さんや大人の方と接していても、通常の好き嫌いの範囲ではおさまらないような偏食傾向の強い方は多くいます。

口腔内の感覚が過敏…「コロッケの衣が棘のように痛い」「しいたけやナスを噛んだ感触が気持ち悪い」など
聴覚が過敏…「物を噛む音が気持ち悪くて耐えられない」など
嗅覚が過敏…「マヨネーズなど特定の匂いがするものが食べられない」など

感覚の鋭さ故に、通常の人には感じられない敏感さ・繊細さが強い方は偏食になりやすい傾向があります。

https://www.teensmoon.com/chart/%E3%80%90%E5%9B%B3%E8%A1%A8%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%EF%BC%81%E3%80%91%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3-x-%E5%81%8F%E9%A3%9F-%E3%82%8F%E3%81%8C%E3%81%BE%E3%81%BE%E3%81%A7/