【ワシントン=高見浩輔】米連邦準備理事会(FRB)は6日、3月15〜16日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開した。量的引き締め(QT)と呼ばれる資産圧縮について、すべての参加者が「早ければ5月の次回会合でプロセスを開始するのが適切だろう」と指摘した。月に950億ドル(約11.7兆円)を上限として縮小することでおおむね合意した。
多くの参加者が今後の会合で通常の倍となる0.5%の利上げを1回か、それ以上実施する可能性に言及していたことも分かった。一段と強い姿勢でインフレの封じ込めを急ぐ姿勢が鮮明になった。

月950億ドル圧縮も FRB3月会合、量的引き締め議論:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN06DKE0W2A400C2000000/