おぞましいの一言に尽きる。警視庁は4月2日、10年前に10代女性の教え子に性的暴行を加えていたとして、東京都江東区の小学校教諭・河嶌健容疑者(46)を強姦容疑で逮捕した。逮捕のきっかけは、昨年11月、保護者から学校に寄せられた「娘が学校で先生からわいせつ行為を受けている」との被害相談であった。男は5年前にも板橋区内の小学校でも女子児童の体を触るなどのわいせつ事案を起こし、停職3カ月の処分を受けていた。

そこで、家宅捜索した際に押収したスマホに盗撮動画を所持していたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(所持)容疑で、2月13日に最初の逮捕に踏み切った。3月7日には、同法の製造容疑でも再逮捕された。

「スマホには生徒たちの着替えの動画や静止画が十数点保存されていた。最初の逮捕容疑は18年頃に撮影されたもので、被害女児は当時担任していたクラスの小学3年生。2回目の容疑は19年9月に撮影された動画で、被害女児は小学1年生だった」(前出・記者)

 だが、自宅のパソコンには、もっとおぞましい動画が残されていた。