テレワーク用に社員に貸し出すノートパソコンに、起動すると自動で動画を撮影するソフトをインストールして、部下の女性社員を撮影したとして57歳の会社員が書類送検されました。
調べに対し「若い女性社員のプライベートをのぞき見たかった」などと供述しているということです。

書類送検されたのは、都内のソフトウェア開発会社に勤務する埼玉県川越市の57歳の男性会社員です。

警察によりますと、おととし6月、テレワーク用に社員に貸し出すノートパソコンに、起動すると自動で動画を撮影するソフトを無断でインストールし、部下の女性社員の映像を録画した疑いが持たれています。

このソフトは高齢者の見守りなどに使われるもので、撮影された動画はインターネットを通じて会社員が見られる状態になっていたということです。

去年7月に身に覚えのないソフトが入っていることに気付いた女性が警察に相談して発覚し、貸し出しを担当していた男性会社員のパソコンを調べたところ、動画が見つかったということです。

警察によりますと、調べに対して容疑を認め「ストレス解消のために若い女性社員のプライベートをのぞき見たかった」などと供述しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220404/k10013566791000.html