ナオ「でも私達のアイドルは去年のボイスオーディションでも出口下位なのですけど大丈夫ですか…ヨコヤさん達はCG経験のあるアイドル担当が多数いるのに…」
アキヤマ「ああ問題ない、でもその為には必要なものがある、それを持ってきてくれ」
ナオ「は、はい!」
(会場)
ヨコヤノリヒコ「やれやれ、またしても貴方達と戦うハメになるとは。まあこれも最後、引導を渡してあげましょう」
フクナガユウジ「ちょっと本当に大丈夫なのアンタ達、負けたら予選敗退なのよ。私は救済しないから勝手にやって頂戴」
アキヤマ「まあ結果を見てからにしようか、面白いものが見れるぜ」
ナオ「秋山さん自信満々だけど本当に大丈夫かな…このグループだと勝てる可能性は無いし…」
ディーラー「それでは皆さんおまたせしました、グループ予選の結果を発表します。予選突破アイドルはこの5人です」
ヨコヤ「ふふっ、さて彼らの敗退した姿を拝んでやりますか、どれ…」
1位ヨコヤチーム
2位フクナガチーム
3位ハリモトチーム
4位アキヤマチーム
5位カンザキチーム
ヨコヤ「な、なにいいいいいいいい!おい審判!本当にこの結果であっているのですか!」
ディーラー「ええ勿論、不正などしていないしちゃんと集計した結果です」
アキヤマ「おいおい、これはライアーゲーム。騙し合いのゲームなんだぜ、騙して何が悪い?」
ヨコヤ「ぐっ…でも何故お前らは勝てたんだ…どうやってもこのアイドルに勝ち目は無かったはずだ」
アキヤマ「それは1票につき5人まで投票できると言う事さ、逆に言えば残りの4人にも投票しなければならない。俺はそこに目をつけたのさ」
ナオ「そうです!このグループは人気アイドルが集中している為そこで潰し合いになるので上位候補には投票せず下位のアイドルに投票させる事で本線も楽にしたいはずです」
アイドル「そこで俺は大量の携帯とPCを使える環境を作りtwitterやSNSや掲示板で上位陣にこの下位候補に投票するように呼びかけた、下位に勝ち上がらせた方が決勝でもライバルが減るしみんな快く投票してくれたよ。こちらとしてはボイスが付けばいいだけだしCDも貰えるからな」
ヨコヤ「ぐっ…お、おのれ…(チュウ)」
ナオ「凄いです!秋山さん!」
ディーラー「それでは今回の総選挙はこの5人でのユニットで楽曲を出します、これにて終了です!」