【米国株】イールドカーブを軽視するな　ジェフリー氏は2023年の景気後退入りをメインシナリオに

**風吹けば名無し** · 2022/04/01(金) 19:20:47.49

【短信】イールドカーブを軽視するな：ジェフリー・ガンドラック
2022年4月1日

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が、フラット化し逆転しつつあるように見える米イールドカーブについて楽観すべきでないと述べている。
https://www.financialpointer.com/jp/%e3%80%90%e7%9f%ad%e4%bf%a1%e3%80%91%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%89%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%96%e3%82%92%e8%bb%bd%e8%a6%96%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%aa%ef%bc%9a%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%95%e3%83%aa/

**風吹けば名無し** · 2022/04/01(金) 19:21:00.05

米国債イールドカーブの現在のスプレッド：
10年 – 2年：　3 bp
30年 – 5年：　0 bp

ガンドラック氏が3月30日ツイートした。

米イールドカーブはこの数か月急激にフラット化していた。
ガンドラック氏は28日にも2年債利回りが月初から110 bpも上昇したとし、「列車は走り続けている」と言っていた。

米2年10年スプレッド（青）、2年（緑）・10年（赤）利回り
https://www.financialpointer.com/jp/wp-content/uploads/2022/04/f4302aeaecc24c25af36de78b2f4a1c8.png

米5年30年スプレッド（青）、5年（緑）・30年（赤）利回り
https://www.financialpointer.com/jp/wp-content/uploads/2022/04/ac2f30b5fcc53de7368c47b0a710ea8e.png

**風吹けば名無し** · 2022/04/01(金) 19:21:08.88

イールドカーブの短期側から中期までの上昇が急ピッチだ。
カーブは本格的な長短逆転の寸前のようにも見える。
しかし、投資家は必ずしも悲観視していないところがある。
PIMCOのエリン・ブラウン氏は、経験則では長短逆転しても景気後退までしばらく時間があること、今回は大規模量的緩和が長期側に影響していることを挙げ、すぐさま心配する必要はないとの見方を示した。

時間軸の話を別とすれば、歴史はそっくり繰り返すものでないのが常だ。
いつも《今回は違う》ところがあるが、それでいて《歴史は韻を踏む》ことが多い。

ガンドラック氏は、韻を踏むと見る側のようだ。

**風吹けば名無し** · 2022/04/01(金) 19:21:18.11

案の定『今回は重要でない』とする論文が出てきている。
信じちゃいけない。

ガンドラック氏は3月、フラットなイールドカーブを問題の兆しと見て、2023年の景気後退入りをメインシナリオに据えていると言っていた。
それにともない、米国株は数回の利上げに耐えた後に下落に転じると予想していた。