大阪府立高校の教師が、勤務中におよそ200回職場を離れていたとして懲戒免職処分を受けました。
教師は、「現実逃避したかった」と話しています。

懲戒免職処分を受けたのは、大阪府立島本高校の63歳の男性教師です。

教育委員会によると、男性教師は、2020年4月から2021年12月にかけて勤務時間中に199回職場を離れ、商店街やテーマパークなどに行っていたということです。

職場を離れた際のおよそ85回分の授業は、同僚の教師が代わりに行っていました。

男性教師は「介護などがあり現実逃避したかった」と話しているということで、教育委員会は職場を離れた時間分の給料について全額返還させるとしています。