政府の「教育未来創造会議」で、岸田総理大臣は、大学の学部再編を促す具体策や、大学卒業後の所得に応じた「出世払い」型の奨学金の創設などについて、5月中に提言をまとめるよう指示しました。


この中で、岸田総理大臣は、高等教育の在り方をめぐり、理工系などの学生の割合が諸外国に比べて著しく低い実態などを指摘しました。

そのうえで、デジタルなど成長分野への大学の学部再編や大学卒業後の所得に応じた「出世払い」型の奨学金の創設、学び直しによってキャリアアップを促す方策などについて検討を進め、女性活躍の観点も踏まえ、5月中に提言をまとめるよう指示しました。

岸田総理大臣は「教育や人材育成といった人への投資は成長の源泉だ。誰もが夢や希望を持てる新しい資本主義の実現に向けて、関係閣僚が連携してほしい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220330/k10013559791000.html