自殺かリンチか、差別に怒るアメリカで木に吊るされた黒人の遺体発見が相次ぐ

カリフォルニア州ロサンゼルス郡の保安官事務所は6月11日、木に吊るされた遺体で発見されたパームデール市の黒人男性ロバート・フラーの死因に関する捜査状況を発表。
その後、近くのサンバーナーディノ郡の当局が、同じように木に吊るされた状態だった別の黒人男性の遺体について、捜査を進めていることを認めた。【クリスティーナ・チャオ】

サンバーナーディノ郡保安官事務所の広報担当者ジョディ・ミラーは本誌にあてた文書で、38歳のアフリカ系アメリカ人男性マルコム・ハーシュの遺体が、5月31日にビクタービル市立図書館とホームレス収容所の近くにある樹木から吊り下げられた状態で発見されたことを確認した。

「詳細な死因の調査が行われている」と、ミラーは述べた。「犯罪を示唆する兆候は現場にはなかった。
死因と死の様態についてはまだ明かされていない」

ミラーは6月14日午後、本誌に対して、調査はまだ進行中であると語った。
「追加情報は、わかりしだい発表される」

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e00e858de73db3449c1955d0cecc6f81a3580de