0001風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:03:51.08ID:CTPi0gPDd
おばあさん「それは私が昔ヴァンパイアの眷属をしていたからさ」
0002風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:04:15.91ID:CTPi0gPDd
赤ずきん「どうしておめめがそんなに大きいの?」
おばあさん「それは単眼だった頃のなごりさ」
0003風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:05:01.07ID:Y+bE9Ztr0
口がでかいのはラミアだったからか
0004風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:05:10.33ID:CTPi0gPDd
赤ずきん「どうしておくちが大きいの?」
おばあさん「それはね……私がドラゴンの血を引いているからさ!!」
0005風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:05:31.72ID:sXG0kNq/0
クリーチャーやん
0006風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:05:34.14ID:lZPMiT/Y0
最初から気づいとけや
0007風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:06:22.92ID:CTPi0gPDd
そう言うとおばあさんは突然赤ずきんに襲いかかり、
ぱくり。
赤ずきんを一口で飲み込んでしまいました。
満腹になって満足したおばあさんは、
大きないびきをかいて居眠りを始めました。
0008風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:08:12.08ID:CTPi0gPDd
そのいびきを聞いて漁師が通りかかりました。
漁師は窓から寝ているおばあさんを見つめます。
「あのおばあさんのお腹……年寄りの割に膨らみすぎている……妙だな……」
少し考えた末、漁師は閃きました。
「そうか! きっと誰かが食べられてしまったんだ!」
0009風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:08:17.60ID:s6qxd3SoM
居眠りは座ったまま寝ること
0010風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:09:57.71ID:lZPMiT/Y0
なんで人間に認識されてんだ
0011風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:10:11.30ID:CTPi0gPDd
漁師はおばあさんのお腹を見て中に誰かいると思い、
漁で使っていたモリでドアを破壊して中へ侵入し、
おばあさんのお腹をモリで切り裂きました。
0012風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:11:43.50ID:CTPi0gPDd
ぴょこん。
するとお腹の中から赤ずきんが出てきました。
赤ずきんはほとんど消化されてどろどろになっていましたが、
幸い命に別状はありませんでした。
0013風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:12:25.20ID:s6qxd3SoM
ほんとに漁師で草
0014風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:15:17.93ID:CTPi0gPDd
「大丈夫かい?」
「ありがとう漁師さん、助かったわ」
赤ずきんは腹を裂かれて血まみれになったおばあさんを横目に、
「これからは自衛のため、常にバスターソードを持ち歩くわ」
と呟いて、その場を後にしました。
良い教訓を得た赤ずきん、また一つ大人へ近づいたようです。
めでたしめでたし。
0015風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:16:27.94ID:2TcNyR9na
貴重なメスドラが…
0016風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:16:53.77ID:lZPMiT/Y0
0017風吹けば名無し2023/04/30(日) 13:19:11.79ID:RMeA9Ebk0
バスタードソードなのかバスターソードなのか