侍ジャパンが14日、16日に行われるイタリアとの準々決勝に向けて、東京ドームで練習を行った。

 走攻守で活躍するラート・ヌートバー外野手が報道陣の取材に対応。チームメートの日本選手を絶賛した。

 1番打者として打率・429と活躍しているが、「後ろにコンドウとオオタニがいてくれるとこちらの重圧が軽減されるのでとても楽な気持ちで打席に立てている」と後ろを打つ仲間に感謝した。

 カージナルスで活躍するヌートバー。メジャーも注目する佐々木朗や山本については「2人のことはアメリカにいる時から知っていた。ムネ(村上)もそうだけど、間違いなく、彼らはいずれメジャーにやってくる選手たちだ。時間の問題だ。才能あふれる、素晴らしいプロスペクト(若手有望株)だ。見ていて楽しい」と太鼓判を押した。

 佐々木朗が壮行試合の中日戦でマークした165キロも目撃した。「ロウキはエキシビションゲームで103マイルを計測したし、ヤマモトも見ていて、彼らは間違いなく印象的な選手だ」と称賛。他の侍選手の能力の高さに触れ、「米国に戻ったらみんなに彼らのことを聞かれるだろうね。メジャー全30球団がこのチームの全選手のことを把握していると思う。特に、このふたり(佐々木朗、山本)は。自分はこうして先に間近で見ることができたことを嬉しく思っている」とうなずいた。