東京大学の渡辺教授はステルス値上げについて調べた際、実際に企業がどういう気持ちで商品を小型化したのかを聞きに行ったことがある。
某コンビニエンスストア大手のおにぎりを開発・製造販売している総菜工場だ。

担当者はいかにおにぎりを小型化してコストを削減しているか、そのための設備投資や包装用紙の改良などを、細かに説明してくれたという。
だが最後に担当者がつぶやいたことが忘れられない。

「僕たち技術開発者は、通常業務が終わったあとに残業までして小さなおにぎりの作り方を試行錯誤している。
でも消費者は全然喜ばず、「こっそり小さくしている」とSNSに書かれるんです」

渡辺教授はその際に思った。
「企業や労働者が、誰も報われないことをやっている、悲しいニッポンだ」と。

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