医者やべえな



【京都府内の20代女性】「隠すもの何も持っていない上半身裸の状態でお医者さまの方と正面に座る。もう完全に、全部見えている状態にはなりますね」

こう話すのは、高校までの12年間、上半身裸で学校健診を受けてきたという20代の女性です。

14日、京都府庁で開かれた会見で「服を着たままでも健康診断を受けられるようにしてほしい」と訴えました。

【京都府内の20代女性】「着衣という選択肢を与えてほしいというのを強く訴えたくて」

なぜ、服を着たままではいけないのでしょうか?

「服を着たままでは、アトピーや、背骨が左右に曲がる脊柱側弯症などの病気、さらには虐待の兆候を見落とす恐れがあるから」とされてきましたが…。

2022年、京都府長岡京市の学生や保護者たちが「上半身裸を強制されるのは時代にそぐわない」などとして、見直しを求める署名を提出。

国会でも取り上げられるなど、問題意識も高まる中、文部科学省は1月、通知を出しました。

通知によると、診察の時の服装については支障のない範囲で体操服や下着を身に着けるか、タオルで体を覆うなど、プライバシーに配慮すること。

一方で、必要に応じて医師が体操服やタオルをめくって診察することがあると本人や保護者に事前に説明する必要がある、とされています。



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