売掛金(つけ払い)を返済させるために女性を暴行して脅し、売春させたとして、警視庁保安課は6日、売春防止法違反(脅迫・暴行による売春など)の疑いで東京・歌舞伎町のメンズコンセプトバー店員、勝俣佑菜容疑者(23)を逮捕した。
画像で見る■すっぴんの勝俣容疑者は、あどけない顔をした普通の女性だった

被害者の女性は、知人だった勝俣容疑者がキャストとして働くコンセプトバーで、およそ300万円の売掛金を支払うため、2023年7月から12月にわたり、新宿区の大久保公園えっショック周辺で売春のための客待ちをしたり、地方の風俗店に出稼ぎに行ったりした。
売春などで得た約350万円のほぼ全額を勝俣容疑者に渡していたという。
逮捕容疑は、昨年7月から12月ごろ、20代の女性客に対して「立ちんぼして売春で稼いで」「逃げられないように身分証は預かっとくね」などと言い、キャッシュカードや保険証が入った財布を預かり、顔面を平手打ちするなどして脅迫。
女性を売春させた上、代金を受け取ったとしている。

勝俣容疑者は「卯月舞愛(うづきまお)」の名前で店に勤務。
昨年10月ごろに店で女性に「今日明日で20(万円)稼げなければ風俗に飛ぶ」と言わせて返済を約束させ、その様子をスマホで撮影していたとみられる。
調べに対し勝俣容疑者は容疑を否認しており、現在、警察が捜査を進めている。
https://tadaup.jp/16dfc373e.jpg
https://i.imgur.com/y6cZHSz.mp4