Intelについてはここ最近の収益は低下傾向にあり、収益改善に向けてサーバーやNUC事業の売却、AXG部門の再編などさまざまな動きを見せていますがIntelの稼ぎ頭でもあるコンシューマー向けCPUにおいて近いうちに値上げが実施される可能性が出てきているようです。

Intelについては2022年ごろにも最大20%の値上げを行なったばかりですが、Intelの資金繰りは厳しい状況が続いています。そのため、Intelがドイツに半導体工場の建設を行っていますが、資金不足が問題となっているほか、決算においても売上高と収益の低下が顕在化しており主力であるコンシューマー向けCPUを値上げする事で収益改善に繋げていく考えと見られています。

Preiserhöhung bei Intel: Alle Core-CPUs sollen im Einzelhandel teurer werden

なお、値上げを行えばライバルのAMDに顧客を取られてしまう可能性もありますが、幸いAMDのコンシューマー向けCPUは比較的高価であるためIntelとしては値上げを行っても大きな悪影響はないとIntelでは判断していると言えそうです。

https://gazlog.com/entry/intel-cpu-price-hike/