今北
ライ麦畑でつかまえて
戦後くらいのアメリカを背景に描かれた小説で、数日後に高校を中退することが確定してしまった少年が寮を脱走してニューヨークを放浪する話や
中学時代の恩師とか聖職者とか半グレみたいなやつとかタクシー運転手とか色んな人とと会話をするんやが、主人公の発言の細部に「社会からドロップアウトした者」としての物の見方とかが見え隠れしてるから刺さるやつには刺さる