将来の夢は研究者って学生はおらんのか



この国の若者にとって「博士」はもはや魅力のない仕事ということなのか。

文部科学省が先ごろ公表した2022年度学校基本調査(速報)によると、大学院博士課程に在籍する学生数は7万5267人で2年続けて減った。修士課程を終えて博士課程に進学する割合は2000年に約17%あったが、その後低下傾向にあり、ここ10年はずっと10%を割り込んでいる。