ある日

星歌の部屋の前

虹夏「おねーちゃん、いるー?ねえ、この間貸したスマホの充電器返してよー」トントン

虹夏「おねーちゃん、ねえ…いないのー?ってえ?」

星歌(8)「はあ…はあ…///」ガチャ

虹夏「(あ…)」

星歌(8)「…、ったく、トントンうるさいな…、はあ…はあ…、ほら…返すから、あっちいってろ…///」

虹夏「あ、う、うん…、ご、ごめん、ありがとっ」

虹夏「(お姉ちゃんのあの顔、息遣いの粗さ…、ああもう、おねえちゃんタイミング悪すぎ…、家族の
そういうのあんまり知りたくないのに…ってあれ、お姉ちゃん、数字が1増えてたような…)」

虹夏「(ひょっとして…、数字の意味って…)」