万博協会、「プレハブ」の建て売りを検討 パビリオン建設の遅れで

 大阪・関西万博の参加国・地域が費用を負担して建てるパビリオンの手続きが遅れている問題で、主催する日本国際博覧会協会(万博協会)が、箱のような建物を建て、内外の装飾を任せる「建て売り方式」を検討していることがわかった。建設費はこの方式を受け入れた国・地域に求める。

 関係者によると、タイプAの建設を支援する一方、開幕に間に合いそうにない国・地域には工期が短い「プレハブ工法」で箱のような建物を代わりに建てて引き渡す。