さらに、この日は主戦捕手の大城卓ではなく、岸田がスタメンマスクをかぶった。その岸田は3回の第1打席で三遊間を破る左前打で出塁し、2打席目は送りバントも成功させた。指揮官は「良かったと思いますね。久しぶりの打席でも、初球から振りにいけるというのは準備ができているということ」とたたえた。

 しかし、話はなぜかこれで終わらず「まあ、小林を(先発で)出していても打ったと思うんだけども」と笑い飛ばし、やや沈黙した後に「それは余計だったね…」と言い残して会見場を後にした。