圧倒的な勢いの差を見せつけられた。巨人は痛恨の逆転負けで2連敗。今季、甲子園での阪神戦は6連敗となり1994年以来、29年ぶりの屈辱を味わった。

 3点ビハインドの六回に打線が一挙5点を奪って一時逆転したが、その後の継投が裏目に出て失点を重ねた。1点リードの七回には、5番手・高梨が佐藤輝に適時打を浴びて同点とされるなど、リリーフ陣はこの回4失点と炎上。“マシンガン継投”は実らず、原辰徳監督は「なかなか(九回の)クローザーまで持ってこられなかった。やっぱり原因はありますよ」と険しい表情を浮かべた。

 虎を相手に同一カード3連敗は絶対に阻止しなければならない。指揮官は「明日また切り替えて行きます」と必勝の構えだ。