トイレのドアを開けた状態で女子児童に用を足させる 男性教諭(35)を懲戒免職 岐阜県教委

岐阜県教育委員会は25日、当時勤務していた県内の小学校で、トイレの個室のドアを開けた状態で女子児童に用を足させたなどとして、県内の中学校の男性教諭(35)を懲戒免職にしたと発表した。処分は24日付。

 県教委によると、教諭は2019年5~6月ごろ、当時小学3年生だった女児と複数回、一緒にトイレに行き、女児が用を足す様子を見てトイレットペーパーで拭くなどした。女児が今年1月に当時の担任に相談して発覚した。女児は以前に失禁したことがあったといい、教諭は「わいせつ目的ではなく、安心感を与えるために同行した」と説明しているという。

 ほかに、県立高校の男子生徒に交流サイト(SNS)で威圧的なメッセージを複数送信したとして男性実習助手(26)を停職2カ月の懲戒処分とした。24日付。実習助手は4~6月、男子生徒4人とSNSで私的なやりとりをし、そのうちの一人に「調子こくんじゃねえよ」などとメッセージを送った。部活動の後に食料品や電子マネーを複数回渡すなどの不適切な交流もしており、「生徒と仲良くなりたかった」と話しているという。