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 広島県尾道市が市内の妊婦に配布した「先輩パパからあなたへ」の文書について、家事や育児を女性に押しつける内容などとする批判の声がツイッター上で相次いでいる。市は24日、性別による役割を固定的に捉える意識を助長する可能性がある表現だったとして配布を中止した。

 文書は、子どもが4カ月児健診を受ける男性約100人へのアンケート結果などを掲載。「妻にしてもらってうれしかったこと」の1位が「家事」、「妻にしてもらいたいこと」の1位が「何をしたらいいのか言葉ではっきり(具体的に)言ってほしい」などとしている。

 ツイッターでは「これを真に受けて追い詰めてしまう人や、妻に『他のみんなもこう言ってる』と言ってしまう人が出ないことを願うばかり」「何の目的で作成したのか」など批判的な投稿が相次いだ。