賭博に用いるかるたへの禁制は、江戸時代を通じて出されているが、安永年間(1772-81)の頃から厳しさを増し、寛政の改革ではさらに厳しく取り締まりが行われたでござる。
花札は、この禁制からの抜け道として考案されたものと考えられているでござるな。