>>174
アレル(allele)
以前は「アリル」と呼ばれていましたが、2017年に日本組織適合性学会で呼び方を「アレル」に統一することになりました。
アレル=(対立遺伝子)とは、相同な遺伝子座を占める遺伝子に複数の種類がある場合にその個々の遺伝子を意味します。
ヒトをはじめ2倍体の生物はそれぞれ父母に由来する二つのアレルを有しています。
HLAはローカスごとに数千種類のアレルが存在し、ヒトローカスあたり2つのアレルを有します。
NGS(次世代シーケンサー)での遺伝子解析により従来見つかっていなかった新規アレルが発見され続けており、今でもアレルの数は増加しています。

はえ~