人は望んで弱者になる

人は自分が望まない環境にいるとき、不平や不満をこぼします。
自分は頑張っている、努力している、一生懸命生きている。
それでも自分は「弱者」だからこの状況から抜け出せない。
「弱者」だからこの状況に甘んじるのは仕方ないのだと言い訳をする。

しかし、真実はそうではない。
人はリスクを冒す勇気がないのだ。
リスクを冒して失敗したら、それは全て自己責任になる。
そこには自分に言い訳する逃げ道がなくなる

だから人は「弱者」であろうとし続ける。
「弱者」であるうちは環境的にはつらい思いをするが、精神的には逃げ道があることで救われる。
「弱者」であれば自分たちはリスクを冒さなくても、行動しないことを正当化していられる。

これこそが、人が不平・不満を言いながらも行動しない理由だと、自称弱者、自称我々庶民に突き付けている言葉だと感じました。