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フリーアナウンサー・笠井信輔が15日、自身のインスタグラムを更新。きのう14日に岐阜県の陸上自衛隊日野基本射撃場で起きた銃乱射事件について、違和感を覚えたことを明かした。
自衛官候補生の18歳の男が訓練中に小銃を乱射し、2人が死亡した事件。笠井アナが気になったのは、男の名前が公表されていないということ。
「ここにある種の違和感を持った人は私だけではないと思います」「日本では許されていない『人を殺すことのできる武器』を、必要とあらば使用することが許されている特別な任務についている自衛官です しかも法律では、現在18歳は成人です もう責任をしっかりと取る年齢になっているのに…」と疑問を呈した。
現在の法律では、18歳は「『民放では成人だが、刑事事件では少年法が適用される』【特定少年】という立場だそうで起訴されるまでは、未成年扱いで名前は非公表になるそうです」。
しかし、笠井アナは、実名公表も検討するべきと主張し「事故ではなく、殺める目的で発砲したと本人も供述しているようですから、なおさらです」とつづる。さらに、今回の事件をきっかけに、「18歳に小銃の実弾を与えてよいのか」という議論に発展する可能性も。

「少年法が適用される法律上の少年は、精神的に未成熟なところもあり、更生の可能性もあるので、守ってあげなければいけない部分もあるというのもわかります だとしたらそんなふうに法律で守ってあげなければいけない立場の若者に実弾を渡して訓練をするのは、少しタイミングが早いのかなとそんなことを感じるのです」。
過去にも自衛官の銃乱射事件が発生しているが、それは40年も前。「それぐらい皆さんしっかりしてらっしゃる だからこそ、『やっぱり18歳は…』と思ってしまうのです」とし「今後は、実弾演習の年齢を引き上げるということになるのではないでしょうか?」と予想する。
最後は「亡くなられた方の無念さを思うと、本当にかわいそうでなりません ご冥福をお祈りします」と追悼した。