11日午前、札幌市東区の中華料理店で、餃子やビールなど、2200円余りの無銭飲食をしたとして、自称・57歳の男が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、全て自称、住所不定・無職の57歳の男です。
 この男は11日午前11時半ごろから30分ほどの間に、札幌市東区のショッピングモール内の中華料理店で、料金を支払う意思も能力もなかったのに、あるかのように装い、餃子やビールなど、合わせて2218円分の飲食をした疑いが持たれています。
 警察によりますと、男はレジに行き、自分から金がない旨を申し出ていて、店からの通報で駆け付けた警察官にその場で逮捕されました。
 所持金は、270円でした。
 取り調べに対して自称・57歳の無職の男は「お金がないとわかっていて、払う気もなかったのに食べました」などと話し、容疑を認めているということです。
 その上で、刑務所に入りたかったなどの旨の話もしているということで、警察は、かなり生活に困っての犯行とみて、調べをすすめています。

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