昭和南海地震。南海地震。九州から房総半島南部にかけての太平洋岸に津波があり、四国と紀伊半島では4-6mに達した[68]。主に九州から近畿までの西日本で被害。死者1330人、家屋の全壊約1万2千棟・半壊約2万3千棟・流失約1500棟・焼失約2600棟と記録されている。室戸や潮岬で隆起、須崎や甲浦で沈下が観測されているほか、高知市付近で田園15km2が水没した[69]。
中国・四国・中部・九州の計12県で震度5を観測[70]。
約2年前の昭和東南海地震との時間差連動と見られ[68]、合わせて昭和地震と呼ばれることがある。