https://www.j-cast.com/2023/05/16461587.html

脳科学者の茂木健一郎氏が2023年5月15日、ジャニーズ事務所のタレントのパフォーマンスについて「学芸会」に例えて批判した自身の投稿について、改めて真意を説明した。

茂木氏はかつて「SMAP」や「嵐」を称賛する投稿を行っていたことから、「素晴らしいほどの手のひら返しだな」などとする指摘も目立つ。
その後、茂木氏は15日になって、物議を醸した上記ツイートを引用し「このツイートが現時点で1500万回以上表示されてぼくも驚いている」と反応した。そのうえで、「いただいたコメントを見ていて感じたのは、ジャニーズのアイドルの人気を支える構造には、ルッキズムを含めて、いろいろ問題がありすぎるということ。そのあたりがクリアになった以上、とても支持できないと結論した」と続けた。

ツイートの中で茂木氏は、次のようにも主張していた。
「日本には表現の自由があるし、誰が何を推したりファンになってもそれは自由だけれども、ジャニーズのボーイバンドという事象は、世の中のどこかで活動してファンがいるのはいいとして、NHKのような公共放送がメインのコンテンツとして放送するのにふさわしいものではないということがよくわかった」
「ジャニーズのボーイバンドとそれをささえるファン心理のさまざまな問題点が明らかになった今、そのような文化を主要番組や大河ドラマや紅白歌合戦でフィーチャーしてエンドースし、結果として若い世代に宣伝する役割を果たしてきたNHKは、放送の公共性にかんがみて適切な方向転換をしてほしい」