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ドミティアヌス : ローマ皇帝(在位 : 81年 - 96年)
ネルウァ : ローマ皇帝(在位 : 96年 - 98年)
和帝:後漢皇帝(在位:88年 - 106年)
90年
クシャーナ朝の王ヴィマ・タクトが後漢の班超を攻撃するが撃退される。以後クシャーナ朝は後漢に毎年貢献する。
属州ゲルマニアが再編され、ゲルマニア・スペリオル(上ゲルマニア・州都はマインツ)とゲルマニア・インフェリオル(下ゲルマニア・州都はケルン)に分割される。
90年代 - ヤムニヤ会議においてユダヤ教のヘブライ語聖書(タナハ)が確定される。
91年 - 後漢の竇憲の攻撃により北匈奴が康居に西走、後にこの子孫が悦般を形成。
92年 - 後漢の和帝が外戚で大将軍の竇憲に自殺を命じる。歴史家班固もこの事件に連座して獄死する。
94年 - 後漢の班超が西域諸国を制圧。
95年頃
使徒ヨハネがドミティアヌス帝の命によりパトモス島に流される。この時期に『ヨハネの黙示録』が成立。
フラウィウス・ヨセフスが『ユダヤ古代誌』を完成させる。
96年 - ローマでドミティアヌス帝が暗殺され、ネルウァ帝が即位。五賢帝時代始まる( - 180年)。
97年 - 甘英が班超により大秦国(ローマ帝国)へ派遣される。
98年
ネルウァ帝が死去し、養嗣子で属州ゲルマニア・スペリオル(上ゲルマニア)総督のトラヤヌスが皇帝として即位。
タキトゥスが『ゲルマニア』『アグリコラ』を執筆。