今年10月から導入予定のインボイス登録によって、ペンネームや芸名で活動するクリエーター(VTuber・YouTuber・漫画家・作家・アーティスト・俳優 等)の“本名がバレる問題”。このままだとアイドル声優などが深刻なストーカー被害を受ける恐れが大きいことを、日本俳優連合事務担当者の実務を踏まえて具体的に指摘する。

今年1月、ある技術者の検証によって公表サイトから個人情報が漏洩する問題は一切解決していないことが発覚。検証を行った技術者本人が2月3日に国会の議員会館で開催されたインボイス超党派議連ヒアリング(以降、「超党派ヒアリング」と記載)で実態を告発するに至った。

当日は検証映像に基づいて、現在も個人情報を含む全件ダウンロードは実質的に可能で、本名バレ・居場所バレの問題は解決していないことを技術者が詳細に説明。民間企業であれば一発で懲戒処分を受けるレベルの不手際が原因との指摘もあり、出席した国会議員たちにも衝撃が広がった。

しかし、技術者が原因と改善方法まで具体的に示しても、同席した国税庁官僚(課税部 軽減税率・インボイス制度対応室長 福田あづさ氏)は指摘内容を理解できないフリを続けた

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