スタンド裏にはメジャーのスカウトや編成担当者が熱視線を送っていた。メジャーの選手の代理人を務める関係者は、
「侍ジャパンで登板する投手たちは、NPBのシーズンでの登板もきっちりチェックしています。戸郷、高橋宏、伊藤、大勢とメジャーでも十分に通用する。彼らに共通するのは直球が力強く、変化球の精度が高いこと。
佐々木朗希(ロッテ)、山本由伸(オリックス)だけでなく、侍ジャパンの投手陣は今回の国際大会で一気に株を上げたと思います」と証言する。