全力プレーや、笑顔でメンバーと接する姿勢で人気者になったヌートバーは、どうやら久美子さんの影響を大きく受けているようだ。
金子さんは久美子さんについて「誰にでも気さくに笑顔であいさつして、どんなに苦しい練習でも率先して声を出していた。チームのムードメーカーでしたね。
中学のときはえのきがキャプテンで私が副キャプでした」と振り返る。

 ともに地元の松山女子高に進学し、金子さんはそのまま投手だったが、久美子さんは「ちょこまかと走り回る器用なタイプ」(金子さん)で外野や遊撃手として活躍。
チームは東日本地区の大会で4強入りするなど強豪校として知られた。

 高校ソフトボール部同期は総勢13人。ソフトボール部の同期みんながソフトクリーム好き。そこでソフトクリームが「軟らかい」ことから同学年の集まりを「Yawara会」と名付け、今も交流は続いている。

 久美子さんはバットを寝かして肩にかつぐような打撃フォームが特徴で、一生懸命にプレーをしているときにくちびるをややとんがらせて口が半開きになるクセがあって、富士山のような形になっていたという。
テレビ中継でヌートバーもまったく同じフォームと口元なので、Yawara会の仲間で「左右の違いはあるけど打撃フォーム、似てるわ」
「やっぱり口の富士山、同じだよね」「なんかDNAってあるんだ」とメールで意見交換して盛り上がっているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3903c1de8771d1fbabd7134bdad057280c50b897