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お悩み相談は、キャリア、恋愛、仕事と子育ての両立……働く女性の悩みや不安に、人生経験豊富な「お悩みアドバイザー」が回答します。
22歳、4月から東京の会社で働く新入社員です。東北の田舎で生まれ、大学も実家から通っていました。上京したのは、高校の修学旅行でディズニーリゾートや横浜中華街へ行っただけ。
先日、アパートを決めるため、東京へ行ったのですが、人の多い駅ではスーツケースを蹴られ、改札を通れずにもたもたしていると後ろから舌打ちされ、声をかけてきた勧誘の男性を拒むと罵倒されました。
東京で仕事のスキルを磨きたいと夢を抱いていたのに、上京する前から東京が怖くなり、やっていけるわけないと落ち込んでいます。でも、東京で働くことを反対している両親に弱音を吐けません。気持ちを立て直して入社式に臨みたいので、どうか叱ってください。（ハンドルネーム：いぶりがっ子）
Ａ：上京に反対する両親は必ず「がんばって」と背中押してくれるはず
こんにちは、いぶりがっ子さん。私もかつて（といっても30年前ですが）、上京したひとりでした。
東京ってコワイ……。当時の私は、他の上京組の同級生が言うように「東京は鬼の住む街！」と信じましたし、今だってちょっとコワかったりします。方言をあからさまにばかにされ、涙したこともありました。
いぶりがっ子さんが、東京をコワイと感じて落ち込むのはごく普通のことです。私はそのままのあなたでいいと思いますよ。東北のご実家でとってもたいせつにされて育ったことが伝わってきます。だからこそ上京に反対されたご両親の気持ちが、とてもよくわかるのです。かわいい娘が東京でひとり暮らしなんて寂しくてたまらない、きっとこれが本音です。
弱音は吐きだしていいと思います。ご両親だっていぶりがっ子さんのいない毎日、なのですから。「ほらね～」なんて笑いながら、最後は必ず「がんばって」と背中を押してくれるはずです。
どんなことがあっても親は子供の味方です。そして、子の幸せを誰より願うのもまた親だから。ホームシックになったり、お母さん心配しすぎ！を行ったり来たりして、ゆっくりと慣れていきますよ。
東京って案外田舎の人でできていることも、田舎があるっていいねと言われるうれしさも、じきわかると思います。新社会人、おめでとうございます！
