中日は20日、ドラフト6位新人の田中幹也内野手(22)=亜大=が名古屋市内の病院で検査を行い、「右肩脱臼」と診断されたと発表した。今後は医師の指示を受けながら治療を行っていく予定。開幕戦への出場は厳しい状況となった。

 田中は19日の楽天とのオープン戦(バンテリンドームナゴヤ)に「2番・遊撃」でスタメン出場し、5回1死の第3打席で四球を選んで出塁。その後、けん制球で頭から一塁に帰塁した際に右肩を何度も回すしぐさを見せた。トレーナーに付き添われてベンチに下がり、代走・溝脇が送られた。

 交代後は病院に行かず、立浪監督は試合後に「もともと学生時代から脱臼癖があるようで。軽く脱臼したみたいですけど、すぐにはまって、肩も回せていました。明日(20日)様子を見ます」と説明していた。