人事院は14日、大卒程度を対象にした国家公務員採用試験の一部で2024年から出題数を削減すると発表した。春に受ける1次試験などが対象となる。

問題数を減らし受験者の負担を緩和して民間企業と並行した就職活動をしやすくする。

春の試験は総合職や一般職、専門職を志望する人が受験する。1次試験のうち知能や知識を問う基礎能力試験(選択式)で、出題数を現行の40問から30問に減らす。

うち6問の知識問題は時事問題を中心にする。社会情勢などに関心を持っていれば対応できるようにし負担感を減らす