顧問を務めていた女子バレーボール部の部員に体罰をしたとして、千葉県教委は17日、県立松戸高校の国安鉄太郎教諭(51)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分とした。教諭は現在、バレー部の指導をしていない。

県教委によると、教諭は2021年12月、東京都内の大学体育館で、同部の練習中に計4人の部員の顔面にバレーボールを投げつける体罰をした。22年2月には学校内での練習中、別の部員1人に「カス」「邪魔くせぇ」と侮蔑的な発言をした。

6月に関係者から校長に情報提供があり発覚した。県教委は5月にも部員にボールを投げつける体罰をしたとして、教諭を戒告の懲戒処分としていた。教諭は傷害と暴行容疑で県警に逮捕され、9月に松戸簡裁から罰金40万円の略式命令を受け納付した。

県教委は男性職員による女子生徒へのわいせつ事案を防止できなかったとして、県北西部の公立中学校の男性校長(58)を減給3カ月(10分の1)とする懲戒処分も発表した。

職員は臨時的任用講師で、21年10~12月、女子生徒にわいせつ行為をした。退職しており処分を受けていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a10f7e67d887287bd1e5bfe7f01572f84cae4f57